入院中のアレコレ 3 


今回は「夫がいる方の赤裸々な気持ちと、友人たちへの感謝の気持ちを」

○私と同じ股関節の手術を、私より一週間早く手術をされた患者さん(70歳位の女性2人 配偶者有り)と同室でした。自分のこれからの回復の姿だなあと、何気なく観察をしていました。

毎日、リハビリの先生がベッドサイドまで来てくれ、手術後の治癒の様子をみながらその人に合ったリハビリを30分ほどしてくれます。それが終わるとお二人ともベッドに横たわっているだけで、自分で一切トレーニングをしませんでした。私はとても不思議でした。時間はたっぷりあるのになぜ?と。それでその疑問をお二人に聞いてみました。

お二人とも同じお答えでした・・・「夫は退院すると、もう大丈夫なんだろう?と言い、その日から家事の全てをしなくてはならないのよ。だから入院した時位はゆっくりと過ごしたいので、一日も遅く退院をしたいの。だからそんなに頑張らないのよ。」と。なるほど・・・!このことをどのように考えれば良いのでしょうか。

その反対に一人暮らしの私は、一日・・・いいえ一刻も早く退院して自由が欲しかったので自主トレに励み、その方達より先に退院いたしました。
退院後に、夫がいる友や親せき(10人程)に上記の話をしましたら、「その奥さんたちの気持ち、ものすごく分かる!私も同じようにするかも!」と笑いながら異口同音に・・・。

○4月のブログ(タイトルは、「お見舞いは5分・・・」)に、友人のお見舞いをお断りさせて頂きましたと書きましたが、その変わりに「メールや写メ」を送って頂きたいと事前にお願いしておりました。

私は6人部屋の通路側の位置で、全員が一日中カーテンでベッドを仕切っており、外を全く見ることが出来ませんでした。術後3日目の走り書きを見ますと「動けない・・・カーテンに囲まれていて外が見られない・・・空が見たい・・・うつになりそう・・・」の文字が。

今でもその時のことを思い出しますと、胸が痛くなります。術後5日目になって、やっとメールを配信する気力が出て来ましたので、「・・・こういう状況なので、すみませんが景色の写真を送って頂けませんか?」とお願いしました。
すると地元の友人たちから、4月中旬でしたので一斉に開いた美しい花々や建物等など、たくさんの写メやメールを送って頂きました!

又、「ライン」では同じ年齢の仲間5人が次々と応答をして下さり、上記との二つの方法でどれだけ私の心が癒されたことでしょう!もし携帯が無かったら、友人たちが私の申し出に応えて下さらなかったら、私は心の病にかかっていたかもしれないと強く思いました。多くの皆さんに感謝をしてもしつくしません!
・・・そして、更に認知症にもなっていたかもしれません・・・(大腿骨骨折で入院して来た90歳位のおばあちゃんは、入院当初はシャキシャキしていましたが、1週間を過ぎる位から同じ話を何度も繰り返すようになっていました・・・)

他の入院患者さん達は使い慣れた携帯用のラジオを聞いたり、本を読んだり、テレビを見たりと日々を過ごされていました。
今回の入院でしみじみ思ったのは、当たり前なのですが日々の暮らしの延長線上に入院生活があり、それ故に日頃のお付き合いや自分のいつもの習慣(ラジオ・読書・新聞等々)が大切で、そのことが入院生活のモチベーションを維持してくれるのだなあと!

1~3まで読んでくださって、本当にありがとうございました!一応このシリーズを今回で終了をさせて頂きます。

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