東北アートの旅


先日の3日間、秋田県・青森県の美術館を巡るツアーに参加してきました。台風もギリギリセーフで、晴天と曇りの中楽しんで来ました。

角館では武家屋敷を散策しながら、平福記念美術館へ。「草薙興宗(くさなぎこうそう)没後80年 日本画展」を開催していて、何気ない日常の片隅の絵や風景の絵から、彼の優しい眼差しが伝わってきて、自然に心が安らいでいきました。春は桜、秋は紅葉でにぎわう角館。その狭間の静かな角館はとても歩きやすく気持ちをのびのびすることが出来ました。

その後秋田市にある秋田県立美術館へ。ここの目玉は藤田嗣治の大壁画(縦4m弱×横20m強)で、秋田の日常の暮らしと行事が迫力ある構図で描かれていました。ただ、この壁画を飾るためのだけの美術館のようで、県立なのだからもう少し広くして、他の展示物がゆっくり見られるスペースがあるといいのにと思いました。

翌日は弘前経由で青森県立美術館へ。事前に添乗員さんから「この美術館の中は移動が複雑なので、わからなくなったら係の方がたくさんいますので聞いてくださいね」とありました。まさにその通りで何度係の方に尋ねたことか。その上、展示物が絵画・写真・彫刻・イラスト・マンガと統一性がなく、時代も明治~現代までと、バラバラに展示されていて、途中で息苦しくなり退館しました。

その晩のホテルは青森湾から徒歩10分以内の所にあり、その14階の部屋からは窓一杯に海が広がり、夏泊半島・下北半島がくっきり!思わず「ワ―!」と声を出してしまいました。海を一人占めした気持ちになれて幸せでした。

3日目は棟方志功(むなかたしこう)記念館へ。ここへは何度も訪れていますが、彼の作品がとても好きですので毎度ワクワクしてしまいます。棟方志功の希望は、広くない記念館にしてそれなりに展示替えをして欲しいということなので、あっと言う間に作品を見ることが出来ます。なので繰り返し味わうことが出来て、とてもいい感じです!

今回の旅は「一人参加・一人一室」で、80歳を軽く越えて杖をついている方もいらっしゃいましたが、さすが一人旅に参加しようというだけあって、ご自分のペースを守りつつ集合時間を守り、皆と楽しく会話をされていました。私もこの方を見習っていつまでも旅を楽しみたいと思いました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です